オセロジュニアグランプリ2009 決勝大会レポート!!
2009年の優勝者は、					
近畿ブロック代表 秦 駿斗くんに!!					

先日の速報でお知らせしたとおり、「オセロジュニアグランプリ2009 決勝大会」の					
優勝は、近畿ブロック大会を1位で通過してきた 秦駿斗くんが勝ち取った。					

11月22日(日)、全国8ヶ所のブロック大会を勝ち抜いた74名が 					
東京浅草の都立産業貿易センター台東館にて熱戦を繰り広げた!!
◆予選ブロック
 予選は4つのブロックに分け、スイス方式で対戦を行った。
決勝トーナメントへの切符は各ブロックたったの2枚。
皆、日本全国を勝ちあがってきた精鋭たちだけあって一進一退
の対戦が多く、手に汗握る接戦が各ブロック、各盤上で行われていた。

熱い対決を制し、勝ち上がってきた選手たちは以下の8名となった。
Aブロック
1位 安藤大貴 中部ブロック代表
2位 村山未畝 近畿ブロック代表
Bブロック
1位 時優瑚 関東ブロック代表
2位 青木貴慶 関東ブロック代表
Cブロック
1位 秦駿斗 近畿ブロック代表
2位 倉橋哲史 関東ブロック代表
Dブロック
1位 井坂友亮 東北ブロック代表
2位 中岡朗典 近畿ブロック代表

昨年は、すべて男の子の決勝トーナメントでしたが
今年は、近畿ブロック代表村山未畝さんが見事に勝ちあがり。
紅一点の決勝トーナメントとなった。
ここに、全国からの勇者8名がそろい頂点を目指し戦うこととなった。

負けたら優勝はなくなってしまう決勝トーナメント。
いやが上にも力が入ってしまう。
残り3試合。 このすべてに勝った選手が「優勝」の栄冠を手にすることとなる。

さらに今年から、対極時計を使用し1人持ち時間10分で
対戦が行われることとなった。 これが、今年波乱を呼ぶこととなった。
◆決勝トーナメント
負けたら優勝はなくなってしまう決勝トーナメント。
いやが上にも力が入ってしまう。
残り3試合。このすべてに勝った選手が「優勝」の栄冠を手にすることとなる。

さらに今年から、対局時計を使用し1人持ち時間10分で
対戦が行われることとなった。これが、今年波乱を呼ぶこととなった。

1回戦のひとつ安藤大貴くんVS中岡朗典くんの試合で中岡くんは後1歩のところで
時間を10分使ってしまい惜しくも「針落ち」での敗戦となってしまった。
対戦後の中岡君の悔し涙は、一生懸命に戦った証拠だ。
その中岡君もその後の2試合を勝利し第5位。

見事勝ち上がった安藤君はその後決勝まで進出した。
紅一点の村山さんは惜しくも第8位。

優勝を手にしたのは近畿代表秦駿斗君地方ブロック・決勝大会予選・決勝トーナメントと
すべて1位で通過したまさに完全優勝だった。

ほかの選手たちも、全国で第8位までに入る猛者なのだ自信を持ってほしい。

◆優勝者インタビュー
ここで、今回見事優勝した秦駿斗君にインタビューをお願いした。

Q優勝おめでとうございます。まず、この大会を振り返ってどうでしたか?
楽しい大会でした。優勝は狙ってはいなかったのでとってもうれしいです。
緊張はあまりしませんでした。まずは、ひとつひとつの試合を勝っていこうと思っていました。

Qオセロをはじめたのはいつから? 
5歳のとき保育所ではじめました。牛乳瓶の紙キャップを使った手作りオセロではじめました。
大会にはじめて参加したのは、小学校2年生のときです。

Q普段はどうやって練習していますか?家族とですか? 
最初は、家族と対戦していましたが強くなってしまい相手にならなくなってしまったので、今はネット対戦で、世界の選手たち(大人が多いそうです)と戦っています。
大体50~60%くらい勝てます。

Qオセロの楽しさって何ですか? 
緊張感の中で対戦できることが楽しいです。一生懸命戦って、強い相手に勝った時はうれしいです。
負けた時だって、次は絶対勝ってやると思うと闘志がわきます。

Q来年も参加できる年齢ですが、史上初の2連覇は狙っていますか?
まだ、優勝したばかりなので・・・(照)。2連覇もまだ考えられません。

とのこと。秦君は、しっかりした口調でていねいな受け答えをしてくれました。
史上初の2連覇は約束してくれませんでしたが、それほど、今年の対戦車が強かったということなのでしょう。
今年の決勝トーナメントは来年もまだ参加資格のある年齢の選手が多く「来年こそは優勝」と今から、がんばっていることでしょう。
今年の11月、ベルギーで行われた「第33回オセロ世界選手権大会」では、
日本チームの4名中3名が10代の選手でありながら、すべての部門を制覇する活躍を見せてくれました。 
そうなのです。ここに参加してくれたすべての選手が近い将来日本代表として、世界の選手を相手に戦うことだって夢ではないのです。
来年もまた、オセロジュニアグランプリ2010で多くのジュニア選手たちがさらに強くなって会えることを心から願っています。
また、来年のその日まで・・・。